天板サイズの目安

1.天板の種類

 テーブルの天板一枚でも、制作までの過程で様々なものがあります。1本の木から作られた無垢材や板を接着して作る横はぎ材、集成材。手軽に購入できる突板(つきいた)天板など。質感の好みや予算に合わせて天板を選ぶのがポイントです。

集成材

 小さく切り分けた木材を縦方向にジョイントした材を幅方向に並べて接着しています。強度や品質が安定しているので、扱いやすく価格もお手頃。模様もコントラストな色合いが楽しめます。


幅はぎ材

 板材を縦方向に挽割って幅方向に接着した材なので、色合いが縦に変化します。集成材よりも接合部が少なく、より無垢の一枚板に近い表情となります。


無垢材

 1本の木から挽き割られた天然の木材を使用し、高級感と重厚感があります。無垢材の場合、端部(側面)に丸太の皮付き部材が付いていた耳と呼ばれる部分をあえて残して製作する場合もあります。耳がよることにより、より無垢材の魅力を高めます。


集成材→幅はぎ材→無垢材となるように希少価値も上がり、高価になっていきます。また、使い込むほどに味わいを増していくのも無垢材の特徴です。



2.木材の種類

 硬い樹種ほど価格が高くなる傾向があります。やわらかい樹種は木材として製材できるまでの成長が早く、硬い樹種は木材として製材できるまでの成長に時間が掛かるためです。硬い木材は、耐久性に優れていて長年使用したい家具に適しています。柔らかい木材は、軽量なので持ち運ぶ、移動させる際に便利ですが、表面に傷がつきやすい点もあります。杉などの柔らかい木材は、紙を直置きして鉛筆で書いたときにテーブルに痕が残ることがあります。また、樹種によって色合いもいろいろあり、明るめの色味は柔らかな印象に、濃いめの色味は重厚感と温かみのある印象になります。  


集成材の硬さと希少価値




3.テーブルの大きさ 一人分に必要なスペース

 快適な食事をするため必要な1人分のスペースは、おおよそ幅60cm 、奥行40cm と言われています。この寸法に家族の人数をかけて計算するとテーブルの大きさを出すことができます。お客様がよく集まることが多い場合は、その分も余裕をもって考えるとよいでしょう。






使用人数に応じて変わるテーブルサイズ




 2〜4人用なら、テーブルは奥行きは60
cm以上のものがおすすめです。6人用の場合は、テーブルの奥行は80cm 以上必要です。





 円形テーブルは、長方形に比べて必要とする面積が広いので、スペースが十分に確保できない場合は、長方形がおすすめです。





 縦横両方に席を設ける場合、 4〜6人用なら、テーブルの奥行きは90
cm 以上のものがおすすめです。8人用の場合は、テーブルの奥行は110cm 以上必要です。


4.テーブル周りのスペース


 テーブルやイスの大きさに加え、イスを引いたり、人が通るための動線の確保をする必要があります。お部屋の大きさを確認して家具の配置を決め、圧迫感なく快適に暮らせる動線をつくりましょう。

以上、4つのポイントを参考にしてテーブルを選んでみてください。